著者の五明紀春さんは東大卒で、女子栄養大学の副学長さんです。
1970年以降、日本が誇る発酵食品のひとつである味噌が、
塩分が多いということだけでカラダに悪いとされてしまいました。
第一章 減塩ブームの悲劇
第二章 味噌は悪役か? ヒーローか?
第三章 味噌はこんなにエラかった!
1000年もの長きにわたり日本人の食をささえてきたのに・・・。
西洋科学での根拠を示されるとわたしたち日本人は
いともかんたんに今まで白だったものを黒と思えてしまうようです・・・。
「ラーメンはカロリーが多いから・・・」とか
「みかんはビタミンCが多いから風邪を引かなくなるから食べな」とか
いう人がいますがとても違和感があります。
自分の体験からの言葉ではなく、テレビなどから得た知識なのです。
この本ではご飯とみそ汁とおかずの組み合わせを【定食スタイル】呼んでいます。
この【定食スタイル】という観念を利用すれば、自然に栄養バランスが得られる
といっています。
毎日の食事はごはんとみそ汁さえしっかりと用意できれば
おかずにそれほど気を使わなくとも大丈夫なようです。
わたしは夕飯は定食屋に行くことが多いです。
昔ながらの定食店も少なくなっています。
今ある定食屋さんは無くなってほしくないので
なるべく通うようにします。
正しい塩分の摂り方 味噌の力で医者いらず (幻冬舎ルネッサンス新書 こ-5-1)
- 作者: 五明紀春
- 出版社/メーカー: 幻冬舎ルネッサンス
- 発売日: 2014/04/09
- メディア: 新書
- この商品を含むブログを見る